アメリカ進学留学体験談シエラネバダカレッジ
Sierra Nevada College
アメリカのシエラネバダカレッジの進学留学体験談をご紹介します。学校の授業内容や教師、教材、課外活動、現地での生活等についての実際の体験談です。現地で生活した人でないとわからない情報ばかり!アメリカ進学留学を検討中の方は是非ご参考ください。
アメリカのシエラネバダカレッジの進学留学体験談をご紹介します。学校の授業内容や教師、教材、課外活動、現地での生活等についての実際の体験談です。現地で生活した人でないとわからない情報ばかり!アメリカ進学留学を検討中の方は是非ご参考ください。
留学者 | A.Kさん(20歳代前半、女性) |
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滞在期間(予定) | 2009年8月~2010年5月 |
学校名 | Sierra Nevada College(シエラネバダカレッジ) |
都市名 | Incline Village( Renoの近く)(インクライン ヴィレッジ) |
専攻(Major) | Interational Studies |
学年(Grade) | Freshman(1年生) |
Tuition-授業料(1学期につき) | US$11,380 |
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Room&Board-宿泊費(1学期につき) | US$4,537 |
お小遣い(1か月につき) | US$50 |
キャンパス内の治安は? | キャンパス自体はとてもコンパクトで,教室などのある建物同士が近いところにあります。また、キャンパス内は日中はもちろんのこと夜中も24時間体制でSecurityのスタッフがいるのでとても安全です。 |
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交通の便は?(自分自身はどうしていますか?) | はっきり言って、学校は車なしでは何もできないところにあります。最寄りのスーパーへは歩いて15分ほどなので徒歩で行くこともありますが実際は車を持っている友達に乗せて行ってもらうことがほとんどです。また帰省や旅行などで最寄りの空港を使う場合には隣にあるホテルからTownまで行くシャトルが出ているので問題ないと思います。しかし、ちょっとお値段は高めです。(安くても片道20ドルくらい。タクシーだと確実に100ドルは超えます!) |
環境は?(田舎?都会?都会に行ける郊外?) | かなりの田舎です。前述したように、学校の周りには何もありません。実際にはRenoという少し大きな都市に車で30~45分程度で行くことができます。交通の便はちょっと不便ですが,学校は大自然に囲まれており気候は穏やかでとても過ごしやすいです。標高が2400mのところにあるので夏は涼しく近くにはビーチもありアウトドアをするなら最高の場所だと思います。でも、標高の高さに体が慣れるのには少し時間がかかるかも知れません(笑) |
学校の近くにあるお店は? | 近距離では、大きめのスーパーや銀行が徒歩15分ほどのところにあります。その近くにお寿司屋さんもあるので日本食が恋しくなったらよく友達と行っています。遠距離ではRenoがあります。そこには大きいショッピングモールがあるので、服や靴などはここで手に入ると思います。食料品や日常生活品については学校近くのスーパーマーケットで十分に手に入ります。 |
学校周辺の治安は? | 周辺は高級リゾートの町なので、とても安全です。周辺を散歩しているとよくPoliceも見かけますし、頻繁にパトロールが行われているように感じられます。学校の近くにはLake Tahoeというとてもきれいな湖があり、夜でも友達と一緒なら行っても大丈夫です。こちらに来て事件が起きたなどという話は一度も聞いたことがありません。ただし、野生の熊には注意が必要です(笑)実際に熊の目撃情報は何度も耳にしたことがあります。 |
学校の施設は? | 生活していて学校の施設に不満はありません。ジムや体育館は学校にはありませんが学校から徒歩5分のところにRec Centerがあり、こちらでは学校のメンバーシップでジム、体育館、その他のエクササイズ講座を無料で使用、受講することができます。学生寮も2つありラウンジにはテレビがあってみんなで楽しい時間を過ごすことでできます。部屋も2人で1部屋使えますし、バスルームと冷蔵庫、電子レンジは各部屋に1つありますのでカフェテリアで食事ができなくても、食糧があれば自分で調理もできます。片方の寮にしかキッチンがないので料理をしたいのであればそこに行く必要があります。ただひとつだけ短所があるとすれば、カフェテリアのCloseが早いことです。夕食は5~7時なのでその時間帯に授業が入っていると夕食を取れないこともしばしばあります。私は7時直前に終わる授業を週3で取っているので夕食は急いで食べています。これは個人の味覚の問題かもしれませんがカフェテリアの食事は日本人の口には合わないです(笑)しかし、ブッフェ形式なので食べたいものを食べることができる点はいいと思います。 |
滞在方法は? | 学生寮 |
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ルームメイトや家族との関係は? | 基本的に留学生は同じ国同士ではルームメイトになれないことになっています。また学校自体に留学生はそれほどいないのでルームメイトはアメリカ人になる可能性が高いです。私の周りのすべての友達も最初のルームメイトは全員アメリカ人でした。私のルームメイトもアメリカ人で宿題などでわからないところを教えてもらったりしていました。しかし、2人で一緒に部屋にいるという時間はそこまで多くなかったです。セメスターの半分が終わったところでルームメイトは寮を出たので今はシングルルーム生活を楽しんでいます。自分で希望を出すとダブルで支払いをしなければならないのですが、ルームメイトが出て行ってシングルになった場合には支払わなくていいのでこれは運に任せるしかないです。 |
日本から持っていっておけばよかったと思うものは? | 日常生活品と日本食です。夕食が取れなかったりカフェテリアの食事に飽きた時などに食べたくなります。私は日本から送ってもらったのですが電子レンジで作れるごはんは最高だと思います。学校には炊飯器を持ち込んではいけないことになっている(火災報知機が湯気に敏感に反応してしまうためです。)のでごはんは日本から持っていくといいです。日常生活品に関してはこちらでも十分手に入るのですが、シャンプーやリンスなどは髪に合う合わないがあるので様子を見て日本から送ってもらうなどすれば良いと思います。実際に私もそうしました。洋服などもこちらで手に入ると思って持って来なかったのですが、全然買い物に行けないのでもっと取ってくるべきだっと思っています。 |
コンピューターの使用状況は? | 学校全体(カフェテリアや図書館、寮個室などで)無線LANの使用が可能です。寮の部屋の位置によってはSignalが弱いなどの差がありますが部屋では有線LANのプラグも使用できますので心配ありません。日本の大学よりもインターネット環境は整っているのでこちらに来てびっくりしました。プリンターも学校の至る所にあり無料でプリントし放題です。 |
入学形態 | 日本で英語力を上げ直接入学(TOEFL, IELTS,英検など取得) |
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英語力をアップさせるためにどのような事を頑張りましたか? | 日本ではTOEFLの勉強を中心にしていましたが、もう一方で日常会話も最低限はこなせるようにと考え、英会話教室に通うなどしていました。とくにWritingには力を入れて勉強していました。週に2~3個はエッセイを書き英会話の先生に添削してもらっていました。その努力はこちらの生活で大いに実っていると感じています。逆に反省点としてはListeningの勉強をおろそかにしてしまったことです。相手が言っていることを理解できないのはやはり生活していく上でかなり厳しいものがあるので力を入れて勉強すべきだったと後悔しています。 |
どのような学習サポートがありまか? | すべての生徒にadviserが付き、履修相談をregistrationの時期になると行ってくれます。図書館にTutoring Centerがあり、EnglishとMathについては平日の決められた時間帯に行けばアポなしで教えてもらうことができます。またそれ以外にもclass別にtutoring制度がありapplyすれば自分の必要としている科目にtutorをつけてもらうことできます。私も実際にEcopsychologyというclassでtutorをについてもらい、一対一で勉強を見てもらっています。tutoringは完全に無料なので安心して申し込むことができると思います。またclassでは頼めばquizで電子辞書の使用を許可してくれたり、回答時間の延長をしてくれる先生もいます。留学生に対してはかなり考慮してくれていると思います。 |
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何が大変ですか? | やはり、宿題の量がハンパではない点です。私は日本の大学にも通っていたので日本とアメリカの大学生では勉強量ではかなりの差があると日々痛感しています。また当たり前ですが、すべてを英語でこなすことは簡単なことではないということです。留学生ということで多少の配慮は先生方もしてくださいますが、WritingやReadingなども現地の学生と同じ条件下で行い提出したり、Discussionで発言したりすることには変わりはありません。しかしアメリカ人や他の留学生と同じグループで作業をしたり、自分のプレゼンを現地の学生に褒めてもらえた際にはとてもやりがいを感じました。 |
自分の学校はどういう人におすすめですか? | 静かな環境で勉強にとことん打ち込みたい人、都会ではできないアウトドアや大自然に囲まれながら留学生活を楽しみたい人にはオススメです。ただその逆として買い物、観光、遊びがしたいという人には向かないと思います。 |
勉強以外に何かにトライしていますか? | International Clubに入り、Activities Coordinatorとしてイベントの企画運営をしています。毎週のMeetingでは世界中から集まる留学生たちとどうしたら留学生活をもっと楽しめるかということについて話しあっています。そしてメンバーのニーズに合わせた行事や異文化交流を目的とした行事を企画しています。先月には企画第1弾としてSocial Security NumberをとるTourを成功させました。今はChristmas Tree Lightningを計画中です。次のセメスターには節分で豆まきを企画し、日本の文化を知ってもらえるよう頑張りたいと思っています。個人的にはSocial Security Numberを取得したので学校内でアルバイトをしたいと思っています。また日本語Tutorとして登録し、日本語を学びたい学生に日本語を教えられたらと考えています。また、冬休みにschool tripでEl Salvadorに家を建てるボランティアに行く予定です。 |
編入やインターンに対してのサポートはどうですか? | インターンに関してはホテルなどで毎年実施されているようです。編入に関してはアドバイザーが親身になって相談に乗ってくれます。周りの友人はUniversity of Nevada Las VegasやUCなどへのtransferを考えている人が多いです。 |
自分の学校を選んでよかったと思える点は? | Sierra Nevada Collegeは大自然に囲まれており、勉強する環境としてはとても恵まれていると思います。一年中カラっとした気候で、近くには現地で有名なLake Tahoeもあります。夜中にLake Tahoeへ行って見た星はとても素晴らしかったですし、冬はスキーやスノボなど冬のスポーツが楽しめます。ただ、車なしではどこへも行けない状態なので個人的には少しストレスを感じている部分もあります。しかし、ここへ来た初日に留学生担当のPatrickさんに言われたことで、とても印象に残っている言葉があります。それは、この学校で過ごす上で一番の課題はこの何もない田舎でどうcollege lifeをenjoyするかということです。何度も言っているように、学校はかなりのド田舎で日本で生活していたように自分で好きに行きたい所へは行けないですし、行けるとしても行く場所はかなり限られています。その分、学校にいる時間が長いのでその時間を有意義に使うことで留学を有意義なものにできるのはないでしょうか。学生がどこへも行けないという事情を考慮してか、学校の行事がとても多い気がします。ほぼ毎週末には学校主催のイベントがありそのほとんどに無料で参加することができ、友達を作るいい機会になります。私が今生活をしていて一番目標に考えていることは、日本では絶対に体験できないことをこの留学で経験することです。何事にも挑戦し、ダメ元でもやってみる、このスタンスが留学では一番重要なのではないかと思います。学術面に関してはここの学校に限った事ではないと思うのですが、留学で具体的に勉強したいことが決まっている場合には、学校の公式ページと実際に現地の学生がRegistrationの際に使っているClass Open Scheduleの両方を参照し、自分の取りたい科目が開講されているかを留学前に確認することをお勧めします。私の場合、公式ページに書いてあった科目を履修しようとこの学校に決めたのですが実際に来てみると取りたい科目がほとんど開講されていないという状況にあります。このようにならないためにも入念に調べたうえで学校やMajorを決めることをオススメします。私は入学前にTOEFLのスコアを満たしていなかったため最初のセメスターはFull timeのESLをとろうと思っていました。しかし入学後に受けたテストで基準を満たしたため、ESLは取らずに最初からRegularを取ることができましたので他の学校よりも英語力の審査に関しては割りとFlexibleに対応してもらえると感じました。こちらに来て本当に実感していることですが、積極的に何事も挑戦する姿勢を忘れずにいれば必ず道は開けます!現地では勉強だけにとらわれずに、「人」との交流を大切にしてほしいです。今までは知らなかった新しい世界に出会えること間違いなしです。やりたいと思ったことはその時にやらないと絶対後悔します。もし、少しでも留学したいという気持ちがあるならその気持ちを大切にしてくださいね。 |
アメリカは自分で行動しないとだれもたすけてくれないので、信念ももって留学したほうがいいです。しかし、色々な文化を学べるのは日本ではあまりできないことなので面白いと思います。